衛星

ERG 衛星は、科学衛星として宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 (JAXA ISAS) によって開発されました。表1に諸元をまとめました。

  • 打ち上げは第24太陽活動周期の下降期中の2016年12月20日で、運用期間は1年以上を予定しています。
  • 遠地点高度は、5.0 Re(赤道でL~6.0)を予定しています。この位置は、下降期中の放射線帯外帯で平均的にフラックスが極大になっているところです [Miyoshi and Kataoka, 2011]。
  • 軌道傾斜角は31°なので、衛星は常に磁気赤道に滞在するわけではありません。しかし、衛星は、赤道付近での位相空間密度や、プラズマ波動の励起、相対論的電子の加速などを観測する機会が多くあります。さらに、赤道から離れた場所での観測は、赤道からのプラズマ波動の伝搬を議論するのに欠かせませんので、赤道付近の他の衛星の観測と比較することも重要です。

ERG 衛星の諸元
国際識別符号 (NSSDCA/COSPAR ID)2016-080A
打ち上げ時期2016年12月20日
場所内之浦宇宙空間観測所 (USC)
ロケットイプシロンロケット
運用期間1年以上 (予定)
軌道高度近地点: 約460 km、遠地点: 約32,110 km
傾斜角31°
種類楕円軌道
周期約565分
姿勢安定方式スピン安定方式
スピン方向太陽方向
スピンレート7.5 rpm (8秒)
衛星バス部SPRINTバス オプションB (SPRINT-B)
構造質量350 kg

最終更新日: